フラは言わずと知れたハワイの踊りです😊

異国の伝統文化にも関わらず日本のフラ人口は世界一!
本家ハワイをしのぐ人たちがフラを踊っているんだから驚きです❤️

今も昔も日本人の私たちの一番人気はハワイ旅行✨
海外旅行ブームが巻き起こった昭和の真ん中あたりからハワイは日本人の夢の島!
憧れのハワイ航路!ハワイに行けばその魅力は存分に感じることができますし
あえて語らなくともみんながその魅力を知っています✨

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↑カウアイ島です

けど、フラって、、、フラってまた旅行に行くのとは全然違いますよね。(当たり前ですが)
フラを踊らない人から見たら、なんでフラダンスはそんなに人気で
ハマる人が続出なのかとっても不思議なんじゃないかと思います。
だって日本人なのに、全く異国の言葉の音楽に合わせて踊りを踊るんですもんね。
よさこいみたいに熱く魂をくすぐりそうな訳でもないし。。。

でもねあるんですよ異文化だけど
続けていると入ってくるんです。言葉ではない。何か特別なもの✨

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いろいろなお教室のスタイルがあるとは思いますが多かれ少なかれフラダンサーは自分が何を踊っているのか知っているはずです。
私の教室では毎回新しい曲を始めるたびにプリントを配ってレクチャーしています。
ハワイ語の単語一つ一つを拾って、知っている曲であればその曲の背景を話したり、
イメージできそうな写真を見たりして。。。
それでも最初はほとんどの生徒さんは意味なんて忘れてしまって振りを覚えることだけに没頭します。
覚えるまでは別にそれで良いと思いますが、いつまでもそれじゃぁ味気ないフラしか踊れません。
だから、時々みなさんに質問しちゃいます😊
このフレーズはどんな意味でしたか〜?と
で、目をそらす人続出です(笑)
それで、そこで改めてプリントを見返してもらってイメージしてもらいます✨
自分が今どんなシーンを踊っているのか知らないで踊っていたらただの体操ですよ〜!
と茶々を入れながら何回もイメージを繰り返します。

ロエアはいつもフラを踊る時は目線は手を見るんですよと教えてくれます。
だけれどそれで手を見る!ということだけを捉えてしまうと
寄り目になっちゃってなんだか違う感じになるのです。
手を見るって何でしょう?
フラの手はお話を語るのですから、お話を見るのが手を見ることだと私は思っています。
なので、目線の動かし方も大切にしています。
ロエアもいつもおっしゃいます。一つ一つに意味があるんだと。
そこに意味がなければ考え直さなければいけない。。。と

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そうやって長くフラを続けているとだんだんそのハワイの言葉や景色が染み込んできて
その歌の世界を感じるようになってくるんです✨
それは行ったことのないところだったり、会ったことのない人だったり、
古典フラに至っては全く異国の神様だったり、土地だったり。。。
それでも、感じるんです❤️

言葉や文化を超えて繋がれている大きな力と愛を讃える命の賛歌が
それは言葉を超えたエネルギーみたいのもので、もはやそこの国境はありません!


もちろん!フラはハワイの文化であり、ハワイの人たちの財産です。
私たちはその一部を分けてもらっているに過ぎないので偉そうに大きなことは言えませんが
でも、わたしはこうして日本人の私たちがフラを学ぶことを
ハワイの神様も喜んでくださっていると思うんです✨
だって、フラを通して何万という人がより良い道を選ぶきっかけをもらっていると思うから😊
私もその一人

先日、アンパンマンはやなせたかしさんの故郷、香美市の御在所山という場所にお招き頂いて
フラを踊らせて頂きました
実はその時ちょっとムッとしてしまう出来事がありまして、お山の神様の前に着く頃にはなんとか
気持ちを切り替えようと思ったのですがなかなか難しく、それでも鳥居の前でご挨拶して、みんなでフラの女神ラカを讃えるお祈りを聞いてもらい、その後少し一人にしてもらいました。
鳥居から見上げるお山は霧がかかって幻想的で美しくて、なんとも言えない爽やかな空気
それで私はお願いしました。
私は小さなことで腹を立ててしまっていて、どうしてもそれを拭えないのですが、もう自分に必要ない感情だと分かっているのでなんとか手放して、せっかくこうして歓迎していただいているのだから皆さんにも良いバイブレーションをお届けしたいです!だから助けてください!どうぞ、この感情を癒してください🙏ごめんなさい!おねがいしますっ🙏✨
って。そして。目をあけたらば、鳥居の向こうのお山の霧が晴れていて
私の気持ちもすっと晴れてとっても楽になったんです
ああ✨神様ありがとうございます
それからニコニコのフラガールたちと準備をしているうちに嫌なことなんて全部忘れちゃって
御在所山の皆さんの暖かい歓迎に本当に気持ちよくフラを踊らせて頂いて、喜んでいただいて
幸せな1日を過ごさせて頂きました。

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これも、アロハのなせる技です私は先生ですから、こんな時みんなが元気で輝けるバイブレーションを保っているのもお役目です。まだまだなので、できない時も多々ありますが
でも、フラのおかげで、そうであろうとしようとしています
それも、これもフラの語る世界がアロハだからなのでしょう

話がだんだんまとまらなくなってきてしまったので
今は亡き、沖縄民謡・三線の名手 登川誠仁さんが言っておられて大好きな言葉で締めくくりです
「私は私の歌のようには生きられないが、そうでありたいと思っている』

異国の文化と伝統なんだけど。。。一緒です

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