フラ・パーウ 

フラを踊るときに使用されるサロンやスカートのこと

昔はタパと呼ばれる木の皮を鞣したものが主流で、そのほかにティーリーフを使ったもの
バナナの葉っぱや、ヤシの木の繊維などいろいろな植物から作られていたそうです。

それに植物から抽出した染料を使い、竹を掘り
スタンプのようにして模様をつけたものがあります。

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(↑これはアーティストさんの作品です)

私も一昨年、カハレレフアにてロエアのご指導の下
ククイを染料にしてロエアから頂いた模様をつけたキヘイ(袈裟)をつくりました!

ククイ拾いから始まって
ずいぶん長い工程を経ましたが
マナの詰まったキヘイです。。。

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話がそれましたが!パーウーには力が宿ると思います。

ペレとヒイアカの物語を読んでみると
ペレがヒイアカに命じた旅の出発前にヒイアカのためのパーウーを選ぶシーンが出てきます。
選ばれたパーウーはパラエで出来たもので、ペレにより魔法がかけられ、
ヒイアカが旅の困難を乗り越える毎に力が強まります。
風や嵐を起こしたり、あらゆるものからヒイアカを守り、最後にはペレの溶岩からもヒイアカを守りました。

 私のパーウーはカハレレフアのウニキの時に作ったもので
沢山の経験をともに積んできました。
レッスンでもそれを着用しています。
カヒコを踊ることはほとんどないので舞台では活躍しませんが
もし、舞台で踊るときもいつも一番下はそのパーウーを身に着けます。

教室の生徒たちも、基本的に自分のパーウーは自分で作ってもらっています。
レッスンでは必ず着用し、やはりカヒコを踊るときはいつも一番下にそれを着ます。

一昨年は高知の伝統文化である手すき和紙で衣裳を作りました。

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そして今年は 初の大舞台 KA HULA 神戸に向けて
新たなパーウーを柿渋染めで作りました。

第二回目の染め日は晴天なり!
この日も笑いにあふれた時間の中で協力し合い
みんなの布が海辺にはためきました。



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乾く間に合同練習をしていたら、すぐそばで開催されている
海辺の日曜市におよばれ!
急きょ、初のゲリラ・フラ(笑)を敢行!
練習の成果を発揮して、気持ち良い芝生で楽しく踊りました!
みんなの笑顔が最高です

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この日を迎える数日間、私のパーウーはあらゆるマナを吸収しました。

 お日様の光
お月様の光(ちょうど うえさくムーンの時です
雨・土・風・山々からの息吹
日に日に色がこくなり、生地に厚みが出ます。
雨に打たれている姿も美しく、そのあとお日様の光で輝き、確実にたくさんのマナが宿っているのを感じます。

さっそくパウに仕上げた生徒は試着をして
「なんだか きもち~~~~~いい~~
そうです!きっとそういうものなのです!

レイもそうなのです。植物の力を頂き、普段、自分だけでは出せない力を頂くのです。
それがきっとラカの憑依であり、フラの神様たちと私たちをつなぐツールなのです!

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ああ!気分が盛り上がってきました!

今週末は高松アロハフェスティバルです!
クーハイ・イリマは土曜日の夕方16:00頃の出演です!

新しいパーウーもお披露目です!

私も久々ソロ踊りますドキドキです・・

それが終わればいよいよカフラに向けて気持ちを整えていきます

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ハーラウのイリマの花が咲きました
ゆったり微笑みながら私たちにマナを送ってくれることでしょう~!

 Kuhai Hālau Ō Kananiilimaokalani Pā ‘Ōlapa Kahiko

IMUA